
概要
社内Wantedlyで公開する、企業間の提携記念パーティーレポートのサムネイルを制作しました。
イベント当日の写真を主役にしながら、「何のイベントなのか」「どのような記事なのか」をストーリー一覧上でも短時間で把握できることを意識して設計しています。
記事内容をサムネイルだけで説明しきるのではなく、当日の雰囲気が伝わる写真と必要最低限のテキストを組み合わせ、記事本文への興味につなげることを目指しました。

目的・課題
制作目的
Wantedlyのストーリー一覧でサムネイルを見たユーザーに、企業間の提携を記念したイベントレポートであることを伝え、記事への興味につなげることを目的としました。
課題
Wantedly上で表示されることを考慮し、サムネイル内に過度な文字情報を詰め込まず、写真を活かしながら記事内容を伝える必要がありました。
イベントレポートでは、写真そのものが持つ臨場感を活かしたい一方で、写真だけでは「何についての記事なのか」が分かりにくくなります。
反対に、タイトルや説明を大きく入れすぎると、写真が持つ空気感を損なってしまいます。
そのため、
- イベント写真を主役として見せる
- 必要最低限の情報で記事内容を伝える
- 写真と文字が競合しないレイアウトにする
- 一覧上の小さな表示でもタイトルを認識できるようにする
- 企業コンテンツとして整理された印象を保つ
ことを意識しました。
ターゲット
企業の取り組みやカルチャーに関心を持つ人、取引先・関係者、採用候補者など、企業についてより深く知りたいユーザーを想定しています。
記事内容をまだ知らない状態でも、サムネイルから「企業同士の交流やイベントの様子を紹介する記事」であることが伝わるよう設計しました。
担当範囲
記事内容と支給写真をもとに、サムネイル全体のデザインを担当しました。
- 情報整理
- 写真選定・トリミング
- レイアウト設計
- タイポグラフィ
- カラー設計
- グラフィック制作
- フィードバックをもとにした修正・調整
制作・設計の考え方
写真の臨場感を残しながら、記事情報を明確にする
イベントレポートでは、デザインそのものを強く主張するよりも、実際の場の雰囲気が伝わる写真を活かすことが重要だと考えました。
そこで、画面の大部分を写真に使い、人物や会場の様子が十分に見える構成としています。
一方で、写真の上に直接文字を配置すると、背景の明暗によって可読性が不安定になります。
そのため、タイトルには黒い背景を設け、写真とテキストの役割を明確に分離しました。
写真で興味を引く
→ タイトルで記事内容を理解する
→ 本文を読む
という流れを意識しています。
工夫したポイント
01|写真を主役にしたレイアウト
イベントレポートであることが直感的に伝わるよう、当日の写真を最も大きな要素として配置しました。
装飾を増やしすぎず、人物や会場の様子そのものをコンテンツとして見せることで、記事を開く前からイベントの空気感を感じられるようにしています。
02|必要な情報だけに絞る
サムネイル内では、イベント名・提携記念であること・記事種別・開催日といった情報を整理し、それぞれに強弱をつけました。
すべてを同じ大きさで見せるのではなく、まず記事のテーマが伝わり、その後に補足情報を確認できる構成としています。
Wantedlyの一覧上で表示された際にも、情報量が多すぎず、内容を短時間で把握できることを重視しました。
03|写真上でも安定して読めるタイポグラフィ
イベント写真は場所によって色や明るさが異なるため、直接文字を重ねるだけでは可読性が不安定になります。
そこで、主要なテキストには黒い背景と白文字を使用し、写真の内容に左右されず一定のコントラストを確保しました。
一覧上で縮小表示された際にも、タイトルが埋もれにくい設計を意識しています。
04|親しみやすさと企業らしさを両立する
イベントの楽しさや人同士の交流は写真そのものから伝え、デザイン側では必要以上に装飾を加えず、情報を整理する役割に徹しました。
写真の持つカジュアルな雰囲気と、直線的なレイアウトやタイポグラフィを組み合わせることで、企業のカルチャーを感じられる親しみやすさと、公式コンテンツとしての整理された印象の両立を目指しました。
05|今後のストーリー展開も考えた構造
Wantedlyでは今後もイベントレポートや社内の取り組みなど、異なるテーマの記事を発信することを想定しました。
そのため、写真・タイトル・日付・記事カテゴリの役割を分け、写真や文章が変わっても展開しやすい構造を意識しています。
一つのサムネイルだけを完成させるのではなく、継続的なコンテンツ発信にも応用できる設計を目指しました。
成果・学び
今回の制作を通して、記事サムネイルでは情報を多く載せることよりも、記事を読む前のユーザーに「何の記事なのか」を短時間で理解してもらうことが重要だと学びました。
特にイベントレポートでは、写真自体が重要な情報になるため、グラフィックを追加するだけではなく、どの写真を、どの大きさで、どのように見せるかもデザインの一部として考える必要があります。
また、単体の見栄えだけではなく、Wantedlyのストーリー一覧での表示や今後のコンテンツ展開まで考えることで、掲載環境を踏まえてデザインする視点につながりました。
制作情報
- 制作形態
- 実務制作
- 制作内容
- Wantedly ストーリーサムネイル
- 担当
- 情報整理 / 写真加工 / レイアウト / タイポグラフィ / グラフィックデザイン / 修正対応
- 使用ツール
- Figma / Photoshop
- 制作期間
- 3日間